“Discover your favorite Frappuccino”のイラストレーター MASAMIさんインタビュー

暑い日が続いていますが、みなさんお元気ですか?

Siren's Mail編集部のキキです。


今日は、お気に入りのフラペチーノ®を探せるコンテンツ、“Discover your favorite Frappuccino®”のイラストについてご紹介したいと思います。


去年から試してくださった方はもうお気づきかもしれませんが、実はイラストが新しくなったんです!


イラストを担当してくださったのはMASAMIさん。

普段描かれているイラストをいくつか見せていただきました。

スイカの中で少女が戯れていたり。

小人たちがケーキの中で“かくれんぼ”をしていたり。

鳥と木々の美しいパターン画だったり。


パステル調の優しい色づかいに、遊び心の溢れるメルヘンチックな世界観。

MASAMIさんは、きっと、夢見がちな、愛らしい女性の方に違いないと思い込んでいた私の目の前に現れたのは…。

この方でした!!! だ、男性だったんですね。ごめんなさい m(__)m

キキ: だ、男性だったんですね!? 勝手に女性の方かと思ってました。


MASAMI: よく間違えられるんですけど(苦笑)、本名は 若山 正巳 って言うんです。


キキ: 可愛らしい世界感の中に、ちょっと面白いエッセンスが入っていて。どんなふうに思いつくんですか?


MASAMI: 普段からどんなものをみていても“もしここに動物がいたら、面白いな”とか、“小人が隠れていたら面白いな”とか考えちゃうんですよね。


キキ: えー!面白そう!


MASAMI: 電車の中で正面に座っている女性の足元から小人が顔を出したら…面白いですよね。自分が面白いと思うものを、みんなも楽しんでもらうためにはどうしたらいいかな、って考えながら絵にしています。


キキ: パステルカラーも特長的ですよね。どんな風に構図が思い浮かぶんですか?


MASAMI: イラストを描いていると言うよりも、コラージュを作っている感覚に近いんですよね。ひとつの“もの”を描きこむんじゃなくて、いろんなものを重ね合わせてひとつの“世界”を作り上げていく感じ。


キキ: たしかに、MASAMIさんの絵にはいろいろなものが描かれてます。


MASAMI: 最初にイメージがあって、描きながら、どうやったらおいしそうに見えるかな?とか、ちょっとすかして重ねるといい感じになるかなとか試行錯誤しながら作っていきますね。


キキ: なるほど~。今回はフラペチーノ®を描いていただいたわけですけど、難しかったことはありましたか?


MASAMI: フラペチーノ®の質感、温度、シャリシャリ感とか、難しかったですね。それから、ホイップは難しかったな~


キキ: フレーバーによってフラペチーノ®の柄を変えてくださいましたよね。それから、色合いもたくさんご提案くださって。MASAMIさんのコラージュ的なアイデアを、カップの中にたくさん凝縮していただきました!

キキ: イラストレーターになろうと思ったきっかけのようなものってあったんですか?


MASAMI: 昔から絵を描くのが好きで、絵を描くことを仕事にしたいと思っていたんです。


キキ: 最初から今みたいなスタイルだったんですか?


MASAMI: いえ。だんだん変わってきて、こうなっていった感じですね。描きはじめたときは、リアルに描いていたんです。たとえば、丸を描くのでも、綺麗に正確に描きたい!みたいな。でも、それは写真でいいんじゃないか、と思って。イラストならではの、なにか新しいアイディアが必要だと思ったんですよね。悩みながら自分のスタイルを確立していった感じです。


キキ: 悩んでいる時間って、つらくないですか?


MASAMI: ボクの場合、引っ込み思案なところがあるから、最初は描いているだけで、恥ずかしくて人に見せたりできなかったんですよね(笑)。

でも、がむしゃらに頑張っている友人たちに刺激されて、“このままじゃいけない”と思ってだんだんと人に見てもらうようになって、意見をもらうようになりました。 そこからは無我夢中でした(笑)。


キキ: 今回も、こちらの意見をたくさん聞いてくださいましたよね。


MASAMI: そうですね。たくさん意見をもらったほうが、新しいチャレンジができますし、何かを初めてやり遂げる達成感もありますから(笑)。違う意見を取り入れたほうが面白いアイデアや世界観も生まれやすいと思うんです。


キキ: ポジティブ!その挑戦したい!という気持ちがすごいですね。 

でも、自分がいいと思っていることと、みんなが素敵!と思ってくれることって違ったりしませんか?


MASAMI: 違いますね。でも、自分の描きたいものは自分の中にしっかりとあればよいと思っていて。それよりも、人に共感してもらえたり、なにかを感じてもらうことのほうが大切だと思うんです。だからと言って、今のスタイルが自分らしくないと思っているわけじゃないですよ。


キキ: どういうことでしょう?


MASAMI: 共感するすばらしい瞬間を得るには、相手の考えや気持ちを理解することも必要ですし、なによりも人の心を動かすような力のある作品が必要ですよね。納得できるまで、「これでどうだ!」って自信が持てるまで、他の誰にも真似できない自分だけのアイデアを作品に詰め込んで。それをみんなに見てもらいたいんです。


キキ: いろんな人の意見に耳を傾けながらも、その期待を超える自分らしい提案をしていこう!ということですね。素敵ですね。


MASAMI: 自分の気持ちの中ではそんなに大げさには考えてないんですけどね。。


キキ: 私たちも、お客様にそんな提案ができるようにがんばらないと!! MASAMIさん、どうもありがとうございました!


MASAMI: こちらこそ、どうもありがとうございます。


とても誠実で、思いやり溢れるMASAMIさん。

「みんながいいな、と思ってもらえたらいいな、と思って描いている」とおっしゃっていたのが印象的でした。そんなMASAMIさんに、お客様に商品を伝えるという制限をつけずに、MASAMIさんワールド全開でフラペチーノ®を描いていただきました。

ホイップクリームが屋根で、フラペチーノ®がおうちみたい!


MASAMIさんはキャラメル フラペチーノ®が1番お好きだということで、全体的にキャラメルカラーに。


「飲んだ時にハッピーになれる感じを全体的にイメージしました。スターバックス店内の落ち着く感じ、いつ行っても美味しい味で迎えてくれる安心感を、家に帰った時のようなほっと出来る瞬間として フラペチーノ®を家に見立てて表現しました。」

とのこと。


MASAMIが描いてくださったフラペチーノ®と作品集、みなさんも、是非、ご覧になってみてください。

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