新しいチャレンジを! イラストレーター 大橋 美由紀 さん インタビュー

こんにちは、Siren's Mail編集長のアキラです。


みなさん、お気に入りのフラペチーノ®は見付かりましたか?

サイト内に、おすすめカスタマイズを紹介するコンテンツ Discover Your Favorite Frappuccino® がありますので、まだ!という方は是非お試しください。


さて、今日は同コンテンツのイラストを担当してくださった 大橋 美由紀 さんにお話をうかがうことができました。ブログも、今日だけ装いを変えて、大橋ワールドの中で進めてみたいと思います。

アキラ: 大橋さんにとってスターバックスはどんな存在ですか?


大橋: 大好きですよ。そこにしかないものがありますからね。 それと、“チャレンジ”の機会をくださった会社さんでもあります。


アキラ: チャレンジですか?


大橋: わたし、食べ物の絵を、お仕事できちんと描くの初めてなんです。女性誌とか、ファッション関係のお仕事が多かったので、雑誌のカットなどではあるのですが、メインで描く機会がなかったんです。ずぅ~とやってみたかんったんですよ。

アキラ: そうだったんですか!? 大橋さんのイラストは、人物が描いてあっても、モノが描いてあっても、なんか都会的でセクシーだなって思ってたんです。官能的なものを期待してたわけじゃないんですけど(笑)、この人が描いたフラペチーノ®なら、みんな飲んでみたくなるんじゃないかなって思ったんですよね。


大橋: ありがとうございます。


アキラ: でも、“チャレンジ”と言っても、もともと作風の幅、広いですよね。サイトで作品集を拝見しましたが、お洒落な女性から、スポーツシーン、七人の侍まで、いろんなものを描いているじゃないですか。


大橋: 元々そうでもなかったんです。セツモードセミナーでファッションイラストを勉強してからイラストレーターをはじめたのですが、最初は女の子しか描けなかった。

大橋: 自己投影と言うか、自分がなりたい“オシャレで魅力的な女性”を描くことが出来ても、それ以外のものがなかなか上手に描けなかったんです。


アキラ: やっぱりセクシーだ(笑) 他の作品も見せていただけますか?


大橋: なんか、昔の自分の作品を見るのは恥ずかしいですね。

アキラ: いつくらいから女性以外のものを描くようになったのでしょう?


大橋: いつからとかよく分からないのですが、毎日描いているうちにだんだんとなんです。結婚して、男性ものが生活の中に自然に存在したり、友人に子供が生まれたり、生活環境の変化もあったのでしょうが、だんだんといろんなものに興味が持てるようになって“描きたい”と思えるようになったんです。

アキラ: Tumblr でも毎日、作品をアップしてますよね?


大橋: 根が怠け者なんで、一旦サボっちゃうとダメなんですよ。だから、毎日最低ひとつはアップすることを自分に課してるんです(笑)


アキラ: それは、すごいなぁ。毎日っていうのは、簡単なことじゃないですよ!

スポーツシーンなんかも、躍動感があるし、温かみがあって素敵ですね。でも、どこか大橋さんらしいエレガントさがある。

アキラ: 毎日描き続ける中で、自分を見失ってしまうことってないんですか?


大橋: 悩んでも毎日描く!修行みたいなものです(笑)


アキラ: 毎日描いていれば、悩んだり、行き詰ったりするから、新しいモチーフ・被写体に関心が沸く、ヒントを求めたくなる…なんてこともあるんですかね?


大橋: それは、もちろんありますよ。おかげ様で、違うものを描いているうちに“理想の女の子”しか描けなかった自分から幅が広がった気がするんです。


アキラ: でも、きっとファッションイラストからスタートした、お洒落でエレガントで、セクシーな (ひつこいですか・汗) な作風が大橋さんの原点ですよね。いろんなものを描きすぎて、反対に自分を見失ってしまうこととかもないんですかね?


大橋: それも修行ですね(笑)。でも、今はその新しいチャレンジを楽しんでいます!


アキラ: 強いなぁ!!


大橋: それに、いろんなものがシンプルに捉えられるようになりました。

大橋: あんまり細かく描きこまなくても十分にいろんなことが表現できると思うようになれましたし、そのうち、線一本でも何かを表現できるようになるかもしれません(笑)


どうも私が原稿を起こしているので、説明的な文章になってしまっているかもしれませんが、大橋さんは少しホワっとした自然体で素敵な方でした。


そんなソフトな印象の方が毎日描くのは「修行だ」とおっしゃる(笑)

“チャレンジ”と言っても、行き当たりばったりじゃダメなんですよね。

毎日続けて、悩み続けるからこそ、新しいチャレンジから自分の血となり肉となるものを体得できるのだろうなぁと改めて考えさせられました。


スターバックスにも、One cup at a time, one customer at a time. という言葉があります。お一人様ずつ、一杯ずつ、心をこめて…といった意味合いの言葉ですが、毎日いれ続けているコーヒーの中からも、新しいチャレンジが生まれるように、常に真剣に向き合わないといけないですね。


大橋さん、ありがとうございました!


大橋 美由紀 さんホームページ


Discover Your Favorite Frappuccino®

大橋さんが描いてくださったフラペチーノ®のイラストはこちら

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