いよいよ明日9/17より発売開始!特別なコーヒー豆“パナマ アウロマール ゲイシャ”

皆さん、こんにちは!

第11代コーヒーアンバサダーの若林茜です。

あっという間に夏が終わり、日に日に秋が深まる季節になりましたね。秋といえば、ゆっくりとコーヒーを味わいながら飲むのにピッタリの季節。今回はそんなこのシーズンにぴったりのスペシャルなコーヒーをご紹介したいと思います。

スターバックス リザーブ®として9月17日より発売される、「パナマ アウロマール ゲイシャ」です。

さて、「パナマ アウロマール ゲイシャ」、どのような風味かといいますと・・・

いれた瞬間に立ち上るレモンティーやジャスミンのような甘美な香り、一口すすると、熟したアプリコットやネクタリンといった果実をかじったときに感じる酸味とぎゅっと果汁を凝縮した風味が口だけでなく鼻腔へ、そして全身を包み込みます。

飲んだ後もしっかり熟したモモのような優しい甘みがいつまでも余韻として残り、そのおいしさに思わず陶酔してしまいます。色で例えるなら赤やオレンジですが、強烈というのではなく華やかで圧倒的なまでに香り高いコーヒーです。

「アウロマール」はこのコーヒーが栽培された「ラ アウロラ農園」とその農園主の妻マルタさんの名前を組み合わせた名前、「ゲイシャ」はコーヒーの品種の名前です。

実はこの「ゲイシャ」という品種、いま世界で最も注目されている品種の1つです。名前の由来は日本の「芸者」ではなく、もともとこの品種が発見されたエチオピアの「ゲシャ村」から名付けられています。コーヒーにはたくさんの品種がありますが、その中でもこのゲイシャ種はとても風味が優れているため、「ゲイシャフレーバー」という言葉まで生まれたほどです。花を思わせる華やかな香りやフルーツを思わせる甘みと余韻がゲイシャの特徴といえるでしょう。

このコーヒーが作られたパナマはコスタリカとコロンビアに国境を接する東西に細長い中米の国です。

北海道より一回りほど小さく、太平洋とカリブ海に挟まれた自然の豊かな国で、大自然の中に何千種類もの動植物が生息しています。

コーヒーの生産は国の西部にあるバルー火山付近で行われ、ミネラルをたくさん含んだ火山性の土壌と海から吹く穏やかな風がこの最高品質のコーヒーを生み出します。

このコーヒーは、なんと1袋10,000円。

とても高価なのですが、その理由はこのコーヒーの持つ希少性、特有性ならではと言えます。ゲイシャ種は栽培が難しいために生産量が低く、さらに他の品種にはないこの圧倒的な個性があります。

スターバックスでゲイシャ種のコーヒーを発売するのはこれで二度目になります。

前回はコスタリカのゲイシャ種「コスタリカ フィンカ パルミレラ」を発売し、今回はゲイシャ種の中でもより洗練された風味を生み出すパナマ産のコーヒーを皆様にお届けします。なかなか普段口にすることのないこのコーヒーをみなさまにお届けできることを本当に嬉しく思います。

 

実は私がアンバサダーとして1年半書かせていただいたこのブログも最終回となります。

生産地のことをより深く知るために、生産地の料理を毎回紹介させていただきましたが、最後もやはりこのコーヒーの生産地、パナマの料理を紹介します。パナマの代表的な国民食、「セビッチェ」です。

魚介類のマリネにレモン果汁を絞り、玉ねぎや香菜を和えて作ります。さっぱりしたレモンの香り、香菜の独特の風味が新鮮な魚介と相性ピッタリの料理です。

パナマは海に面していることもあり魚料理が豊富なほか、広大な熱帯雨林からたくさんのトロピカルフルーツも採れるそうです。そんな大自然の恵みを受けた国でこの「パナマ アウロマール ゲイシャ」は生み出されました。 コーヒープレスで抽出した「パナマ アウロマール ゲイシャ」をお気に入りのマグにいれ、まずは目を閉じてゆっくりと香りを堪能してから、一口ずつ丁寧に味わってみてください。

温度が下がるごとにさらに香りや魅力的な個性がはっきりと感じられるはずです。最高のコーヒー1杯で過ごす贅沢なひとときをぜひお楽しみください。

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