皆さんこんにちは。
第13代 コーヒーアンバサダーの陶久 恵です。
2017年もはや一月経ちますね。
いかがお過ごしでしょうか。
梅の花が咲きはじめ、かすかに春の訪れを感じる今日この頃です。
今回は、昨年10月から12月にかけて行われた、エリア コーヒーアンバサダー カップ(以下、エリアカップ)についてお話したいと思います。
コーヒーアンバサダー カップとは、社内で開催されるコーヒーの大会のことです。
全国の各エリアカップで優勝したブラックエプロン保有者が、コーヒーの情熱や知識、接客スキルなどを競い合い、たった一人がその年のコーヒーアンバサダーとして選ばれます。
私は今回、2016年のコーヒーアンバサダーとして全てのエリアカップに参加させていただきました。各エリアで優勝した16名のエリアコーヒーマスターが全国大会への切符を手にし、今まさに、2月に開催されるコーヒーアンバサダー カップに向けて準備をしています。
さて、エリアカップでは、どんなことをして競い合うかというと、予選では、テイスティングでコーヒーの銘柄をあてる競技、細かく挽いたコーヒーの香りを嗅いで銘柄をあてる競技、知識クイズが行われます。予選で勝ち抜いた3名が決勝に進み、5分間の接客ロールプレイングを行い、接客スキルを競い合います。
私は、大会の中で競技のサポートをしたり、決勝の接客ロールプレイングでお客様役を演じたり、コーヒーアンバサダーとしての活動報告をさせていただきました。
仙台、福岡、大阪、岡山、名古屋、東京…と移動しながら、出場者だけで294名、応援者も含めると3000名を超えると思いますが、普段は会う機会のないたくさんのパートナーと出会うことができました。
出場者、応援パートナー、大会を運営サポートするコーヒーリーダーシップチーム、エリアのリーダーの方々が、1つの会場に集結し、すごい熱量をもって感動を生み出していました。また、それぞれのエリアカップで地域の個性が表れていて、とてもおもしろかったです。
私は、一昨年も含めて4回エリアカップに出場しましたが、出場者の立場では自分のことに集中して周りを見る余裕がありませんでした。こうしてサポート側で参加させていただいて初めて、客観的にエリアカップを見ることができた気がします。
それは、周囲のサポートがあってこそ自分が輝くことができると、実感する機会でもありました。大舞台ともなるとなおさら、ガチガチに緊張して普段の自分を表現できなかったりしますが、同じ店舗のパートナーや上司の顔を見ると安心して笑顔になれたり、いつもの調子を取り戻せたりします。大会なので、競技をして勝つか負けるかシビアなところもあるのですが、コーヒーを通してつながっている仲間と情熱をシェアできる素晴らしい機会だと改めて思いました。
自分が出場するわけでもないのにハラハラどきどきしたり、心から笑ったり、熱い想いが胸からこみ上げてきました。
ひとり一人のパートナーにとって素晴らしい経験となるよう、一回一回気持ちを込めて参加し、自分自身も楽しみながら成長することができたと思っています。
そして、今回のエリアカップでは、私を採用してくださった方と4年ぶりに再会することができました!私がコーヒーアンバサダーを目指すきっかけを与えてくださった方でもあります。その方は、現在ディストリクトマネージャーとして活躍されています。こうしてお互いにステップアップして再会することができ、直接、感謝の気持ちを伝えることができてほんとうに嬉しかったです。
「英雄はマントを、パートナーはブラックエプロンを」
エリアカップ出場者には、ブラックエプロンカードという特別なメッセージの書かれたカードが手渡されます。何度か出場すれば、その度にもらえるのですが、その時々で自分が成長していたり、立場が変わっていたりして、同じカードでも内容の感じ方や響くところが変わります。
最初にもらった時は、「自分がちょっと重要な存在に思えたり。」の文章に共感したのを覚えています。ブラックエプロンを着けて経験を積みながら、「ブラックエプロンを身にまとえば素晴らしい出来事が起こります。ほとばしる会話、輝く笑顔、友情…。一杯のコーヒーに秘められた物語が分かち合われるのです。」の文章がじわじわと自分の中に染みてきました。
そして今では、「このブラックエプロンは黒い布から切り出された、ただのエプロンではありません。これはお客様がお店に立ち寄るたびに味わうエクスペリエンスをより豊かなものにすることへの約束のしるしです。」の言葉をいつも心に抱きながら、背筋を伸ばしてブラックエプロンを着けています。
今回エリアカップに出場したコーヒーマスターの皆さんや、応援したパートナーの皆さんが、会場で感じたことやこのカードに書かれている言葉を、思い思いに自分の胸にしまって、全国の店舗で輝いています。
ぜひ、店舗に足を運んでいただき、ブラックエプロンを着けたパートナーに声をかけてみてくださいね。
第13代 コーヒーアンバサダー 陶久 恵
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