本日5月8日(土)は、世界フェアトレードの日!

5月の第2土曜日、本日8日(土)は世界フェアトレードの日、そして、5月はフェアトレード月間です。そもそもフェアトレードとは?私たちが日々楽しむコーヒーと深い関わりがあります。途上国の生産者の手によって支えられているコーヒー。生産者がより良い暮らしができるよう適正な価格で取引きする仕組みがフェアトレードです。

今、新型コロナウイルスの影響は生産地にもおよび、生産者の方たちが苦しい状況に置かれていると聞きます。生産地でどんなことが起きているのか。フェアトレードがどうして大切なのか。私たちにできることを一緒に考えてみませんか?

スターバックスの東京都港区の店舗で働く望月芳美ストアマネージャー(以下、SM)がこの春、フェアトレード・ラベル・ジャパンの事務局長に就任した潮崎真惟子さんに話を聞きました。

■ 力強さ、そして甘み、そのあとに広がるダークチョコレートの風味。スターバックスの「フェアトレード イタリアン ロースト」でテイスティング

テイスティングに選んだのはもちろん、「フェアトレード イタリアン ロースト」。「ドリップで丁寧にじっくりいれると、また違う味わいの印象ですね。今日のイタリアンローストは、口に入れた途端に深煎りのロースト感をしっかり感じ、あとから甘み、そして、ダークチョコレートを思わせる風味と続きます。おいしくできました。1日の始まりにぴったりのコーヒーです」(望月SM)

望月SMは環境について学んでいた学生時代、授業の一環で訪れたザンビアで、収穫後のバナナの茎でバナナペーパーを作る光景を見て生産者の想いに触れ、フェアトレードの大切さを実感したといいます。就職で社会貢献とビジネスを両立している会社に、と選んだのがスターバックス。当時の光景は今も目に焼き付いており、日々、店舗で生産者の想いを伝えることを意識してコーヒーを届けています。

■ 日々、手にする商品が不当に取引されないために。フェアトレードの認知がもっともっと必要。

「途上国の貧困問題や環境問題を解決するため、フェアトレードを知ってもらうことが必要です。世界の子どもの10人に1人が児童労働をしていたり、また、過剰な農薬を使っていたり」と現状を訴える潮崎さん。途上国の貧困の要因は紛争などと捉えられることが多いですが、ビジネスの仕組みが大きく影響しているとのこと。70年以上前にこの問題の解決に向けた動きがおこり、適正な賃金が途上国の生産者にきちんと支払われるよう、フェアトレードは全世界に広がっていきます。

生産地の現状やラベルの重要性について話す

「フェアトレード・ラベル・ジャパン」の事務局長、潮崎さん


さらに多くの人にフェアトレードを伝えようと誕生したのが、「国際フェアトレード認証ラベル」。ばらばらだったラベルが統一され、多くの企業や消費者がフェアトレードを知り参加するようになり、2002年、スターバックス コーヒー ジャパンでも「国際フェアトレード認証コーヒー」の販売を始めました。

お客様にフェアトレード イタリアン ローストについてお伝えする際、このラベルがあることで説明がしやすいという望月SM。潮崎さんは、「沢山の商品の中から選ぶときの1つの基準にしてもらえるように、ラベルを付けています。ラベルが信頼できる目印となり、手に取っていただける。ラベルを通してフェアトレードを知ってもらうことが大きな一歩です」と重要性を説きます。私たちが消費することで生産者の環境が改善されていく。「スーパーなどで楽しみながら、まずはラベルを探してみてほしい」と続けます。

■ コロナで止まった生産地の時間。現状を知ってもらうために実施するキャンペーン。

私たちの日常を一変させた新型コロナウイルス。その影響で、生産地では出荷などの物流、加工場などでの活動が停止しました。潮崎さんによると、コーヒーに関してはインドネシアの小規模生産者たちの売り上げが70%減ったというデータも。サンプルを送って新しい販路を拡大する活動も止まり、現在の売上の減少に加えて、将来に向けたステップが踏めない状況に、生産地の苦労が見えてきます。その状況を広く伝え、フェアトレードの普及に取り組む企業を巻き込み、消費者に行動を促す「フェアトレード ミリオンアクションキャンペーン」が、5月31日(月)まで、開催されています。


潮崎さんはコロナ禍で、「家から出ないことで感染を防止するとかトイレットペーパーの買い占めなど、自分の行動が社会に影響を与えることに気づいた方も多いと思います。自分一人が社会にいい行動をすることの影響力に懐疑的だったところが、自然に受け入れられているように変わってきている」と行動の変化を前向きにとらえています。そして、「まずは気軽に一歩踏み出し、体験してみてほしいです。プレゼントにフェアトレードの商品を選ぶのも良いと思います。自分の大切な人にプレゼントすると考えたとき、正しく生産、流通されているものをあげたいから」と締めくくりました。


望月SMは、「商品の背景のストーリーがあることが良い、かっこいいとなってほしいと強く思います。何気なく商品を買っている方に気づきを与えられるよう挑戦していきます」と意気込みます。


■ 私たち一人ひとりができること。

毎月20日は、スターバックスのEthically Connecting Day。

これまで、フェアトレードを普及するため、店舗のチョークボードなどを活用して、お客様やパートナー(従業員)にも働きかけてきた望月SMですが、「ときどき無力感に襲われることがあります。伝わってるのかな、心に響いてるのかな」と悩むことがあったそうです。それでも、「今日の話を聞いて、間違いじゃないし、今後も一歩一歩やっていかなきゃいけないと自信になりました」と、コーヒーを通してつながりを育みながら、店舗で生産地のことを伝えること、仲間を巻き込んでいくことを変わらず続けていくと強く誓っていました。

一人ひとりの行動が、社会にポジティブな影響を与えていく。その想いを新たにする時間でした。スターバックスでは、フェアトレード イタリアン ローストを本日5月8日(土)、そして、毎月20日の「Ethically Connecting Day ~エシカルなコーヒーの日~」に、全国の店舗で提供しています。まずはラベルを見つけ、手に取ってみる。コーヒー生産地のために、コーヒーをこれからも届け続けるために、今すぐにできることがありそうです。(広報部・外処郷平)

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