新年、明けましておめでとうございます、
ブログ編集長のアキラです。

振り返ってみると、2012年はいろいろなことがありました。

ロンドン五輪があり、選挙があり、金環日食があり、スマートフォンとソーシャルメディアが爆発的に普及し、スターバックスでもたくさんのヒット商品が生まれました。

4月に発売したチョコレートクッキークランブルフラペチーノ® with ホワイトチョコレートプディングに、秋のクランチーキャラメルマキアート。新しく浅煎りのコーヒー豆「Blonde Roast (ブロンドロースト)」も登場しました。

個人的な印象ではありますが、大震災が東日本を襲った一昨年に比べると、明るいニュースの多い年だったように思います。特に、世界の舞台で戦ったアスリートのみなさんには、たくさんの勇気と感動をもらいました。

約900年ぶりの自然現象だという金環日食の日には、ネットを通じて世界中の人が夢中になっている様子が伝わってきて、地球全体がひとつになったような気がして、じんわりと感動しました。

でも、私の場合、「2012年は、世界がひとつになるイベントがたくさんあった、感動的で明るい一年だった」と総括してしまうことには、ちょっと抵抗があったりします。

世界で活躍した日本代表アスリートのみなさんも、ハートには震災への想いがあり、それがガンバリの原動力になっただろうし、それが伝わってくるからこそ感動も大きかったのだと思うのです。想いがあるからこそ、世界とのつながりに、じんわりとあたたかさを感じたのだと思うのです。

「震災って、今でも続いている大きな出来事なんだなぁ」と改めて感じました。

大変な出来事があった翌年に、明るい、前向きなニュースを得られた幸運に感謝しないといけないですね。きっかけを掴めずに、今でも暗く、悲観的な気持ちで過ごしていても不思議はないのですから。

そんなことを考えていると…

せっかく、昨年、前に踏み出す勇気ときっかけをもらったのだから、今年はもう一歩、前に踏み出さないといけないなと思いました。そして、本当の意味で震災が“過去の出来事”になるまでそれを続けていくことが大切なんじゃないかと。

今年も、新しい発見や驚きを。雨の日も、晴れの日も、変わらず毎日立ち寄りたくなるサードプレイスを。スターバックスを訪れたり、関わってくださるみなさまが、カフェで小休止した後にまた前に進めるように、一杯一杯、心をこめてコーヒーを提供したいと思います。

2013年が、みなさまにとってよい年になりますように。

2013年元旦

編集部一同

2013.01