こんにちは、ブログ編集長のアキラです。
昨年、多くのお客様にご参加いただいた 「震災復興支援 スターバックス カード プログラム」 を、今年も、9月2日(月) から実施することになりましたのでお知らせいたします。
震災復興支援 スターバックス カード プログラムは、震災遺児の高等教育進学を支援するプログラムです。
震災によって不幸にもご両親もしくはお父さんかお母さんのどちらかを失ってしまった子供達が、大学や専門学校に進むための入学金、授業料の全額を負担します。返済の必要はありません。
寄附金は、公益財団法人みちのく未来基金 を通じて奨学基金にあてられます。
参加方法は、上の写真のハミングバードのデザインの スターバックス カード を購入し、そのカードでたくさんお買い物をしていただければ、それだけたくさん寄附が届くというものです(昨年発売したハミングバードのカードも対象になります)。
詳しくはホームページをご覧いただくか、店内スタッフにお気軽にお声掛けください。
これだけだと、どんな風に役に立つのかイメージがつきにくいという方もいらっしゃるかもしれません。是非、寄附先であるみちのく未来基金の映像をご覧ください。
東日本大震災から二年半。毎日の生活の中で、あの日の衝撃を思い出すことはほとんどなくなりました。これを「風化」と呼ぶのかと後ろめたく感じる一方、社会全体が、過去を受け入れて、前に進み始めた証拠なのだと思ったりもします。
この映像に登場する女の子は、前に進んでいますよね。
私たちがするべきことは、後ろめたさを感じることではなく、前に進もうとしている人たちを応援することなんだと改めて感じさせられました。
同時に、こんなことを思いました。
家を失ったり、仕事を失ったりした場合は、保険や行政の力など、さまざまな方法で失ったものを取り戻す手段がある。でも、家族を失った場合は、取り戻すことができないのだなぁ…と。
特に、子供の場合、親を失うことで未来が変わってしまいます。
進学していれば、将来の収入も安定していたかもしれないのに、「みんな大変なんだし、自分が働かなければ」と思って就職した結果、もしかしたら、その人が未来に築く家族に対してできることが少なくなってしまうかもしれません。
それは、その人の人生にとってはもちろんですが、社会全体にとっても損失なんだと思うのです。
9月2日(月) から始まる 震災復興支援 スターバックス カード プログラム に、「絶対に参加してください」とは申しません。でも、ハミングバードのカードを見かけたら、少しだけ思い出してみてください。2011年3月11日のことを。
忘れかけてしまっているからこそ、それが、私たちにとってどういう意味を持っているのかを、あらためて考えていただく機会になれば幸いです。
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