20年間の感謝の気持ちを込めて 1996 ブレンド

皆さん、こんにちは!第13代コーヒーアンバサダーの陶久 恵です。


今回は、スターバックス日本進出20周年を記念し、期間限定で発売されるコーヒー、1996 BLEND(1996 ブレンド)をご紹介します。

日本にスターバックスが誕生したのは、1996年8月2日。そこから私たちの歴史が始まりました。


私がスターバックスに出会ったのは2000年で、初めて口にしたドリンクは、ホットのスターバックス ラテでした。


初めてスターバックス ラテを飲んだときの衝撃は、今でも忘れられません。


濃厚でクリーミーなスチームミルク、ダーク ローストの深みのあるコーヒーの香りが、鼻の奥に甘く長く残る感覚。一瞬でその世界観に魅了されてしまいました。


以来、出かける度に、必ずスターバックスを探して行くほどのファンになりました。そして現在は、その魅力をお伝えする役割を担っています。一杯のコーヒーが、私の人生を変えてしまったのです。


日本のスターバックス1号店は、銀座松屋通り店です。

では、2号店はどこかご存知ですか?

それはここ、お茶の水村田ビル店です。

たくさんのお客様に愛され続け、今年9月5日、20周年を迎えることができました。

当日は、私も、20周年記念のコーヒーテイスティングに参加させていただきました!お茶の水にいらっしゃる際は、ぜひ、こちらの店舗にもお越しください。


自分とスターバックスとの原点を思い出し、これまでに出会ったコーヒーやお客様、パートナーの顔を思い浮かべ、これからの未来を想像し、創造していく大切な節目ともいえる2016年。敬意と感謝の気持ちがいっぱい詰まった特別なコーヒーとして、この1996 ブレンドをご紹介できることを嬉しく思います。


1996 ブレンドは、かつて日本でも定番のコーヒーとして愛されていた「ゴールド コースト ブレンド」が使用されています。ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?


スターバックスが、シアトルを出て初めて進出した都市がシカゴです。ゴールド コーストは、シカゴにある高級住宅街の名前です。

ゴールド コースト ブレンドの最初のスタンプシールは、シカゴの高層ビルが立ち並ぶ風景がデザインされていました。

二番目のスタンプシールは、スタイリッシュな女性と細身の犬が描かれ、洗練された雰囲気のデザインでした。ゴールド コースト ブレンドは、アメリカでは現在もお客様に愛され続けています。


このコーヒーは、インドネシア産とラテンアメリカ産コーヒーに、イタリアンローストが少量ブレンドされています。どっしりと力強く、ビターで洗練された風味が特徴の、「誇り」や「気品」、そんな言葉が浮かぶようなコーヒーです。


ゴールド コースト ブレンドは、私が大好きなコーヒーのひとつだったので、懐かしい気持ちで、昔のコーヒーパスポートを見返してみました。

そこには、「甘い後味とスパイスのアクセント、成熟、高級感のある風味。」と書いてありました。6年前の記録ですが、当時の記憶が鮮やかに蘇ってきます。

「濃厚なチーズケーキ、なめらかなダークチョコレート、バターをたっぷり使ったペストリーと合わると最高においしい!」そんなことも書いてありました。そして、寒い時期に飲むと、いっそうおいしく感じたのを覚えています。


今年の夏も暑かったですね。これからは、夏から秋へとゆっくり変化する季節に入り、ふいに風が肌寒く感じる瞬間があると思います。そんな時には、ぜひこのコーヒーを思い出してください。

漆黒のなめらかなコーヒーから立ちのぼる、ダーク ローストの芳ばしく甘い香りに、温かさを感じるでしょう。口に含むと、力強い風味に全身が包まれ、安心感と活力を覚えるはずです。


店舗では期間限定で、この1996 ブレンドを、エスプレッソ ビバレッジとしても楽しむことができます。ホットでもアイスでも味わっていただけます。

ぜひ、バリスタとの会話を通して、一緒にお気に入りの「エスプレッソ ビバレッジ1996」を探してみてください。慣れ親しんだエスプレッソ ローストとはひと味違う、新しい世界との出会いに驚いたり、ワクワクしたり。きっと忘れられない、特別なスターバックス体験になるはずです。


1996 ブレンドのパッケージをじっくり眺めてみると、エスプレッソのように見えてきませんか?

エスプレッソが抽出されると、ショットグラスの中ではクレマ、ボディ、ハートの三層がゆっくりと混ざり合っていきます。エスプレッソの美しいブラウンの色彩が、ドラマチックに揺らめく様子が見事に表現されています。

また、私には、深い海の中のようにも見えます。人魚が美しい歌声で人々を魅了し、海の中に誘い込むように、一杯のコーヒーが私を魅了して、この世界に誘い込んだあの瞬間を、このパッケージが思い出させてくれるのです。


私たちが歩んできた20年の歴史や想い、そして、これまで支えてくださったお客様への感謝の気持ちが込められた1996 ブレンドです。


この特別なコーヒーを囲んで、20年間の思い出を語り合ったり、これから起こる未来に胸をときめかせたり、大切な人と思い思いの時間をお過ごしください。


これまで関わってくださった、全ての方に感謝の気持ちを込めて。そして、これからも、いつまでも。


第13代 コーヒーアンバサダー 陶久 恵

1コメント

  • 1000 / 1000

  • yumi

    2016.09.07 13:35

    https://instagram.com/p/BKDkP5qABQ2/